クリスマスも終わり、年末になりましたが2016年最後の本の紹介は、「プラットフォーム戦略」です。2010年に発行されていましたが、最近まで知りませんでした。
プラットフォーム戦略とは、多くの関係するグループを「場」(プラットフォーム)に乗せることによって外部ネットワーク効果を創造し、新しい事業のエコシステム(生態系)を構築する戦略です。
プラットフォームの成功例として有名なのは、Apple社のiTunes音楽配信(レコード会社からの楽曲の提供)、iPodで音楽を聞き、iTunesというソフトウェアで曲を購入する。
Facebook社は、FacebookというSNSの場を人々に提供し、ウェブサイトに匹敵するくらいのプラットフォームになっています。
会社経営としても、あるプラットフォームに参加して、プラットフォーマーになりコンテンツを提供して自社に利益になるような戦略をとるか、自社でプラットフォームを運営していくかになりますが、自社のような小さな会社がどのようなプラットフォームを構築できるのかをこの本で参考になればいいかと思い読み出しているところです。